2009年10月26日

米本選手の決意

あいにくの雨模様。
今日は朝から小平のFC東京練習場で特別番組用のインタビュー収録。
(特番のことはのちほど詳しく!)
そして夕方は、同じく特番用に原博実前監督にインタビュー。
さらに夜はサッカーミュージアムで羽生選手とフロンターレの川島選手が出演するトークイベントの見学!

試合のない日にもかかわらず、サッカー付けの一日ですサッカーるんるん


なんてウキウキして小平に着いたら
「浅利選手 現役引退のお知らせ」
というショッキングなニュースが。

FC東京一筋13年。
プロ契約をしない東京ガス社員選手、ということでよく話題に上る選手ですが、
同じポジションにどんな有力選手が移籍してこようとも
気がつくとレギュラーの位置をしっかり確保していたり、
97年の天皇杯では、ベルマーレ平塚との対戦で中田英利選手を完璧に押さえ込んだりと、
その実力は、FC東京サポーターなら誰もが認めるところ。

普段そんなに目立って引っ張っていくタイプではないけれど
チームが苦境に立たされたときには、誰よりも頼りになるのが、浅利選手でした。

つい先日、同じくFC東京一筋で過ごしてきた藤山選手がチームを離れることが発表されたばかりなのに。
サリさんとフジさんの2人を、一度に失ってしまうのは
サポーターの感情としてはどうにも整理がつきません。

浅利選手は引退という決断について
同じポジションの米本選手の名前を挙げて、
若手選手の成長が、ひとつの要因だと語っていました。
そして、やり残したこととして挙げてくれたのが
「ゴールをね…」。
チームがJ1に昇格してから公式戦でのゴールがないことが
ちょっぴり、心残りのようでした。
いやいや、まだリーグ戦も4試合あるし、天皇杯も、ナビスコ決勝だって!
引退という決断は本当に本当に寂しくて残念だけれど
浅利悟という選手を強烈に印象付ける一撃を、まだまだ期待しています。


そして
ナビスコ決勝に向けた応援特別番組のためのインタビューは
寄寓にも、浅利選手が名前を挙げた米本選手。

インタビュー序盤は、いつもどおりの自然体で話してくれた米本選手ですが
話題が浅利選手のことになると、一転して神妙な表情に。

このとき米本選手が話してくれた静かな決意。

「まだ高校生で、FC東京に練習参加したとき、
浅利さんがチームの中でいちばん輝いていたんですよ。
それまで浅利選手のことを知らなかったから
うわっ、誰だこの人。すげぇ!!って。
ゲームの読みも、危険を察知して動く判断も早いし、正確だし
誰よりいちばん働いているし。すごい選手がいる!って。
それで僕は、FC東京に入団することを決めたんです。
あんな選手になりたい、って。
実際にFC東京に入ってもっとびっくりしたのが、浅利さんの人柄の良さ。
どうしたらあんなプレーができるんだろう? っていうのはもちろんのこと
どうしたらああいう人になれるんだろう? って。
浅利さんは僕にとっての目指すべき姿で、心から尊敬する選手で、
だから、できればもう数年は一緒にプレーして
いろんなことをそばで勉強したかったんですが・・・。
浅利さんが、僕が成長したって言ってくれたんですか?
それはめちゃめちゃうれしいことです。
あとを継ぐとか、簡単には言えないけれど、
浅利さんにそう言っていただいた以上は、
今までよりももっと、責任を持ったプレーをしていかなきゃと思います」

要約すると、こんなことを話してくれました。


世代交代、なんて簡単には言いたくないけれど
浅利選手の想いは、しっかりと米本選手に引き継がれたようです。

でも、まだ「お疲れ様」は言いませんからね、サリさん!
来年の1月1日、天皇杯決勝まで、頼みましたよ!

posted by ミヤモト at 22:27 | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック